【甲子園】京都国際3年ぶり準決勝決めた
!甲園京都西村一毅また快投 13年V前橋育英・高橋光成以来の2年生2登板連続完封勝利2024年8月20日 5時0分 スポーツ報知 ◆第106回全国高校野球選手権大会第12日 ▽準々決勝 京都国際4―0智弁学園(19日・甲子園)
京都国際は智弁学園(奈良)との近畿勢対決を制し、3年3年年生3年ぶりに準決勝へ進出した。ぶりめたの2左腕の西村一毅(いっき)が
、準決2013年の前橋育英・高橋光成(現西武)以来 、勝決ポキメイン 2年生での2登板連続完封勝利を飾った
。西村続完
雪辱を果たし、毅ま英・憧れの先輩に並んだ。た快9回2死一塁、投1京都国際・西村は「力でねじ伏せてやる」と最後の打者を直球で空振り三振に仕留め、V前橋育グラブを強くたたいた。2登「前回登板の反省も踏まえて、板連ストライク先行で投球できた」と、封勝新潟産大付戦との2回戦に続いて完封勝利。甲園京都2年生での登板2戦連続零封は、13年に優勝した前橋育英・高橋光成以来だ。opposing force
「絶対にマウンドを譲らない」。直球とチェンジアップを軸に、2回戦でセンバツ王者の健大高崎を破った智弁学園を翻弄(ほんろう)。小牧憲継監督(41)も「本当に頼もしく見ていました」と称賛
。三塁すら踏ませず、同校初の1大会4勝に導いた
。
聖地では18イニング連続無失点。好投の陰には、気心が知れた“相棒”の存在がある
。今夏全試合に捕手として先発している奥井颯大は、近江ボーイズからのチームメート
。当時は西村が主に外野手で奥井は遊撃手だった。高校から
、それぞれ投手と捕手に転向した。
1学年違いでも名前で呼び合う
。バリカンで髪の毛を刈っている途中の奥井の写真を
、西村はスマートフォンの待ち受け画面にするほど仲良しだ 。正捕手は「生意気ですけど
、試合になったらいい投球をする」と
、この日は先制二塁打を含む2安打1打点で後輩を援護
。西村は「本当に心強くて 、いつも頼ってばかり」と信頼を口にする。
試合前には、3年前の準決勝・智弁学園戦で敗れた森下瑠大(現DeNA)や中川勇人(現阪神)から指揮官にメッセージが届いた 。因縁の相手に雪辱し、「3年前の先輩を超える」という目標まであと1勝。準決勝の相手は 、今春センバツ1回戦でサヨナラ負けした青森山田だ。「春を終えてから『青森山田さんに勝つ』と。何としてもリベンジを果たしたい」と、小牧監督は力を込めた
。同校初の決勝進出へ、3試合連続完封は89年Vの帝京以来とデータも後押しする。強力な二枚看板で、新たな歴史の扉を開く。(森口 登生)
西村 一毅(にしむら・いっき)
▽生まれとサイズ 2007年7月7日、滋賀・甲賀市生まれ。17歳。177センチ66キロ。左投左打。
▽球種 最速143キロの直球とスライダー、カーブ
、チェンジアップ
▽球歴 綾野小学校2年から「水口少年野球団」で始める。水口中学では「近江ボーイズ」に所属し、守備位置は外野手と投手
。京都国際では投手に専念し、1年秋から背番号11でベンチ入り。
▽名前の由来 「一途に強く」という願いが込められた。
▽愛犬家 実家で生後10か月の柴犬「きなこ」を飼っている。日本一のご褒美に「きなこと遊びたい」と挙げたほど。ただ
、「最初に会った時に(投球時に使う)左手とか、いっぱいかまれた」と苦笑い。
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